カテゴリー: 小説
・パール・バック「大地」を読んで (その2) 2025.2.28
私の学生時代は、女性に口がきけないナイーブな学生でした。容姿などの劣等感からでしょうか。無口で黙々と仕事や家事…
・パール・バック「大地」を読んで (その1) 2025.2.22
作家パール・バックはアメリカ人でありながら、中国について非常に詳しい知識を持っています。これまで女性作家をあま…
・ジョン・スタインベック「怒りのぶどう」2025.2.16
「怒りのぶどう」は、ジョン・スタインベックが1939年に発表した小説で、1930年代のアメリカ、世界恐慌とそれ…
・トーマス・ハーディ「ダーバヴィル家のテス」2025.2.12
19世紀末のイギリス、ドーセット地方のマーロット村、貧しい村娘のテスは、名門ダーバヴィル家の末裔であることを知…
・老舎「駱駝祥子」2025.2.9
この小説は、当時の中国社会の底辺で生きる人々の苦しみや、社会の矛盾を描いています。ひたむきさ、人間の尊厳といっ…
・モーパッサン「女の一生」
若い頃に感じたことと重なります。娘が持っていたこの名作を定年後に読み、こんな女性像が、小説とは言え、あるのだ、…
・ドフトエフスキー「罪と罰」
ドストエフスキーの『罪と罰』を読みました。この作品を深く理解するのは容易ではありません。主人公のラスコーリニコ…
・宮沢賢治と空想の世界
彼の作品を読むたびに、子供の頃の記憶が鮮やかに蘇ります。明治、大正、昭和という激動の時代を生きた賢治は、詩情豊…